ごん GON, THE LITTLE FOX ストップモーション・アニメーション

原作 新美南吉『ごんぎつね』

ストップモーション・アニメーションで
新たな視点から描く『ごんぎつね』。
切なさが静かに胸を打つ。

News

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  • ◯アップリンク吉祥寺

    上映延長が決定しました!

    上映日程:2020/2/28(金)〜3/26(木)

    詳しくはこちら >

    『Making of GON-ストップモーション・アニメーションの舞台裏』

    アップリンク吉祥寺にてギャラリー展示と上映後のトークイベントを開催!

    【ギャラリー展示】2/21(金)〜3/26(木)

    実際のセットを使い、撮影の仕掛け、人形の制作工程まで一挙公開。

    詳しくはこちら >
    【トークイベント】2/28(金)〜3/5(木)本作の上映後

    2月28日(金)からの上映後には連日、アフタートークイベントを行います。MCに『コマドリスト』の竹内泰人氏を迎え、八代健志監督と全7回にわたってストップモーション・アニメーション制作の舞台裏を紐解きます。脚本・人形・アニメーション・撮影・美術といった異なるテーマに沿って、本作の世界について様々な方向から語り尽くします。

    詳しくはこちら >

Comment

  • 『現代日本を代表する人形アニメーションの傑作』
    「ごん」の世界はいつか見た日本の情景。川のせせらぎ、風に揺れるススキ。実はその全てがストップモーション撮影のタブーとされた難しい素材だが、八代健志監督の美学はその壁を超えてみせた。この世界に息づく人やキツネやトンボの生命(ANIMA)は、まさにアニメーションの魔法だ。新美南吉原作の行間を丁寧に豊かに補完し、かつ独自の映像作品に仕上げた作家力と、根底にある人間力に支えられたこの短編はとても強く優しい。

    伊藤有壱
    (アニメーションディレクター)

  • ごんの、兵十の心が見えた。動かないはずの人形たちだからこそ、「心」そのものがそのまま届いて激しくゆさぶられた。なんで人形アニメーションをやっているのか。その答えがここにある。と思いました。嫉妬しています。

    合田経郎
    (こま撮りアニメーション監督
    『どーもくん』『モリモリ島のモーグとペロル』)

  • 木彫りの人形が、「物体」としてそこに存在する。その動きが、生命を荒々しく削り出す。人と動物…異種なるものの運命が交差する様子に、宇宙の因果・運行を感じ取ってしまいそうになる。

    土居伸彰
    (アニメーション研究・評論)

  • 素晴らしい!涙が止まりません。なぜゴンと兵十は分かり合えなかったのか。今日の分断の世界まで考えが及びました。サイコーです。映画の中の曼珠沙華は現実の曼珠沙華と全く同じです。人形が生きて人間以上の感情が溢れています。

    江上剛 (作家)

  • スチール写真で人形の造形とそこに落ちる光の輝きを見ただけで、ああ、これは良いアニメだと確信。見てみたら本当に良かった。スクリーンに映るすべてに丁寧に命が吹き込まれた充実の28分で、一挙手一投足が見逃せない。大人にも子どもにも見て欲しい。とりあえずゴンがかわいくてヤバいから!

    深田晃司 (映画監督)

  • 冒頭二発の銃声で示される「撃てない」息苦しさ。優しい母と世話役の加助から自立出来ない兵十の苦悩、母狐を罠で喪った小狐ごんの屈折と承認欲求。二人の生い立ちや心情は新美南吉の原作には詳述されていない。多くの追加シーンと手作りの立体造形の繊細な演技、低位置から接写された里山のリアリズムが古典に鮮烈な生命を宿す。すれ違う二つの思いに、情報化社会の発展に反して他者との意思疎通に一層苛まれる我々の日常が重なる。その交錯と三発目の銃声が観る者の胸を締め付ける。

    叶 精二 (映像研究家)

  • スチール写真から感じた「素朴な人形を使ったストップモーション・アニメーション」という認識は物語の進行とともに消えていき、次第に日本の原風景の中に迷い込んだような気分になっていきます。浅い被写界深度の映像の奥から観客の眼の前にふわりと現れるごん。その毛並みにそっと触ると、生き物の温かさと心臓の鼓動を感じるんじゃないかという気がしてきます。映画的な空間と時間、そして頬の涙を拭い余韻に浸る28分。

    上杉忠弘 (イラストレーター)

※敬称略・順不同

Introduction

児童文学の金字塔、
新美南吉の『ごんぎつね』に新たな解釈を加えた
ストップモーション・アニメーションによる
珠玉のショートフィルム。

小学校の教科書でおなじみの、新美南吉 作『ごんぎつね』。
美しく豊かな日本の自然や季節のめぐり、
そして動植物と人との関わりが描かれる物語。
本作ではストップモーションアニメ化するにあたり、
原作に新たな解釈を加え、ごんと兵十の関係を際立たせた。
また、2つの視点で描くごんにも注目。
小ぎつね・ごんから見た世界では人間と同じ
二足歩行のキャラクターになり、
人間から見た世界では四足歩行に。
視点を使い分け、動物と人間の垣根が引き起こす悲劇を、
普遍的な問題へと昇華させている。
それは現実の世界で起きている
「分断化」に通ずるテーマである。
28分の短編の中で生と死が描かれ、
優しさと哀しさが同居する儚いストーリー。
人形と美術制作に1年、撮影に10ヶ月を要した
八代監督
率いるチーム「TECARAT(テカラ)」渾身のクラフトだ。
いま観るべき珠玉のショートフィルムである。

いたずら好きのごんと、心の優しい兵十。
ふたりをつなぐのは、真っ赤に咲いた彼岸花――。

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Director

  • Director : Takeshi Yashiro

    監督・脚本・アニメート:
    八代健志

    東京藝術大学デザイン科卒業。太陽企画(株)にて、CMディレクターとして実写を中心に活動する傍ら、独自にストップモーション・アニメーションの研究・実験を重ね、様々な手法のアニメーションを扱ってきた。全ての作品において監督、脚本のみならず、美術・人形造形、アニメーションまでを行う。2013年にドーム映像初のコマ撮り作品『ノーマン・ザ・スノーマン~北の国のオーロラ~』を発表し、以降『眠れない夜の月』『ノーマン・ザ・スノーマン~流れ星のふる夜に~』において国内外で数多くの賞を受賞。最新作となる本作は[劇場版]として待望の劇場公開となる。

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